心理カウンセリングやヒプノセラピー(催眠療法)もやっている精神科医です。内科経験もあり。メンタルヘルス、人生のこと 、思索、エッセイ、旅、音楽、ギター、ひとり言 etc.  息抜きに読んで頂ければ幸いです。3.11以降は、原発関連の情報中心です。
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     O-157など、食中毒に効果があるというので、ある保育園ではほぼ毎日のように、昼食に梅干と納豆を出すそうです。

     健康食品と言わずとも、どんな食物が体にどんな作用をもたらし易いかは、昔から伝えられてきました。お腹を壊している時に、わざわざ冷水を飲んだり、魚の刺身を食べる人はいません。

     一定の食養生は普通の習慣、文化であったはずですが、それも近頃は外食産業の普及や多様な食材の流通に取って代わられてしまったようです。

     体と食事に対する基本的で日常的な知識や習慣が失われてきた過程は、当然心についても起こっているはず。

     心を養うものが何か、心を弱らせるものが何かという基本的な知恵が失われてきたのでしょう。家庭でも、学校でも、会社でも・・・。


     バブル崩壊後、会社ではトップダウン方式が蔓延し、現場での意見や創意は無視されるようになってきたそうです。働けば働く程、元気がなくなっていく夫を見かねて、妻は自らの園芸の仕事に夫を巻き込みます。それから、ご主人の心はどんどん元気になっていったと、そんな話を聞きました。
     「周りから何と言われようが、自然の中では、自分がしっかり受け止められる。自分を取り繕う必要もない」と、ご主人は仰っていました。


     子どもの不登校に悩んで夜遅くまで話し続ける夫婦。その話をじっと聞いていたぼくの友人。お互いぐったり疲れているところに、その家のオバアさんが出て来て、一言。

     「まあ、一晩ゆっくり寝んしゃい!」

     疲れたら眠る。当たり前のことです。『子どもだって心が疲れれば学校も休んで当たり前』と、そのオバアさんは言いたかったのです。

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    【2010/06/30 12:36】 | メンタルヘルス
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