心理カウンセリングやヒプノセラピー(催眠療法)もやっている精神科医です。内科経験もあり。メンタルヘルス、人生のこと 、思索、エッセイ、旅、音楽、ギター、ひとり言 etc.  息抜きに読んで頂ければ幸いです。3.11以降は、原発関連の情報中心です。
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    福島県の子どもたちの最新の甲状腺エコー検査が発表されました。
    http://blog.goo.ne.jp/nagaikenji20070927/e/efd6f2ebe6f200c600f47de8c7147290
    http://peacephilosophy.blogspot.ca/2012/04/blog-post_28.html

    国内に、被曝していない子どもたちの甲状腺エコーのデータがないかと思っていたら、ありました!
    福島県と同じく山下俊一教授らのチームが調査した2000年初頭のデータです。

    250人中、Goiter(甲状腺全体の腫大のみ)=4人、5mm 以上の結節=0人、癌=0人、のう胞様変性(cystic degeneration)と単発の甲状腺のう胞(single thyroid cyst)=2人
    という結果です。

    このうち、最後の2人をのう胞と見なして比較したのが下表です。


    名称未設定 のコピー 2 


    どちらも山下俊一氏が中心となって調査したデータです!

    この歴然たる差を知りながら、山下氏らの調査ではそのことに一切触れていません。

    癌であるかないか以前に、福島県の子どもたちの甲状腺の状態は明らかに異常なのです!!!



    現在山下氏自身が監事を務める日本内分泌学会の英文学会雑誌(Endocrine Journal)で査読、受理、掲載された論文は下記リンクから、フルテキストをダウンロードできます。興味ある方は全文をお読み下さい。「学会論文」というもののいい加減さがよくわかります(後日、別件としてブログに掲載しようと思っています)。

    https://www.jstage.jst.go.jp/article/endocrj1993/48/5/48_5_591/_pdf



    Peace Philosophy Centre 様も、フルテキストで下のリンクにアップして下さいました。
    ありがとうございました。

    https://docs.google.com/file/d/0B6kP2w038jEAQklDRlpNdk5RN2s/edit


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    【2012/04/30 21:07】 | 原発
    トラックバック(1) |

    長崎・チェルノブイリ研究
    Peace Philosophy Centre
    論文入手しました。ここにアップしてあります。
    https://docs.google.com/file/d/0B6kP2w038jEAQklDRlpNdk5RN2s/edit


    意識屋
    > Peace Philosophy Centre 様

    おお~。
    早速ありがとうございました。




    通りすがり
    長崎と福島では、どこからを「異常」とカウントするかの基準が違います。

    福島では小さな病変までカウントしているが、長崎ではそれを無視しているだけのことのようです。

    リンク先は医師の方による解説です


    意識屋
    「長崎ではそれを無視しているだけのことのようです」???。
    推測では、誰も説得できません。では、なぜ福島のデータでは、個々ののう胞の大きさを記載せず、被験者への報告でも「結節もしくはのう胞」という表現のみですませ、「何mmの結節(のう胞)でした」という通知をしていないのでしょうか。

    いずれにしても、全国規模での比較調査が必須であるとも言えます。その比較を敢えてしようとしない山下データを、鵜呑みにするのはとても危険です。

    広島、長崎、水俣、チェルノブイリetc.と、高名な学者や研究チームによってさんざん、私たちは騙されてきたのですから。 

    「福島甲状腺検査その2: 比較調査の必要性」
    http://peacephilosophy.blogspot.ca/2012/05/blog-post.html


    意識屋
    <カルディコット医師の警告「子供に甲状腺結節やのう胞があるのは、まるで普通ではありません>
    http://blog.goo.ne.jp/nagaikenji20070927/e/9cd4394d90098df839b29de3c69a8184


    JUN
    長崎での論文拝見致しました。専門外のことで、さらに、子どもの正常な甲状腺エコーのデータがどうも存在しないようなので、現時点ではどのように判断すればいいか難しいと思われます。福島のデータをどう受け取るか、それは放射能の影響をどう考えているかによると思われます。放射能について調べれば調べるほど、そこに存在する情報操作に嫌気がさします。その視点からみると、対象となる子どものデータが存在せず、更に、放射能の影響による甲状腺の変化が不確実な時点で、異常はなかった、と発表することに違和感を感じます。僕たちに必要なことは、発表されるデータをうのみにせず、いつも疑問をもって見ることだと思います。貴重な問題提起ありがとうございます。

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    名無しさん@ニュース2ちゃん
    >"調べれば調べるほど、そこに存在する情報操作に嫌気がさします" 
    操作しなくてはならない理由があると考えるべきですね。
    真実も含めて風評として片付けしまおうとしている
    人達にはその理由が有るのでしょう。

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