心理カウンセリングやヒプノセラピー(催眠療法)もやっている精神科医です。内科経験もあり。メンタルヘルス、人生のこと 、思索、エッセイ、旅、音楽、ギター、ひとり言 etc.  息抜きに読んで頂ければ幸いです。3.11以降は、原発関連の情報中心です。
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     2014年8月24日の第 16 回「県民健康調査」検討委員会次第を元にデータを分析しました。地域によって有病率にかなりばらつきがあるのが分かります。しかも放射能汚染の高い地域ほど有病率が高そうです。

    地図と有病率


     そこで回帰分析によって、1次相関のグラフをつくりました。

    グラフ−2
    決定係数 R² = 0.73    p = 0.013
    F = 14.1 > F(0.95) = 6.61



     決定係数 R² は 0 〜 1 の間にあり、1 に近いほど相関関係が強いとみなされます。この場合 R² = 0.73 なので、かなり相関関係が強いと言えます。また統計学的有意性については、一般には p 値が 0.05 未満で有意差があると考えるので、この場合の p = 0.013 は十分に有意であると言える数値です。

     さらに
    7群(地域)  間のオッズ比を求めたのが表ー1 です。


     最も有病率の高い第3群(二本松市、本宮市、大玉市)のオッズ比を1として、各群のオッズ比をみると、95%信頼区間で有意差の出る(信頼区間が1をまたがない)群はないものの、5,6,7群(2013年度調査地域)を全てまとめると、オッズ比  0.47 、p = 0.031 で有意差が認められます。90%信頼区間では、4,5,6群それぞれに有意差が認められます。

     ちなみに青森、長崎、山梨の3県全体との比較では有病率もそのオッズ比も福島県のどの群よりも低いのですが、p = 0.3 なので統計的に有意とは言えません。サンプル数そのものが少ないためです。もちろん「福島県と同じ」などとはとても言えません。
     




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    【2014/09/17 22:22】 | 原発
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