心理カウンセリングやヒプノセラピー(催眠療法)もやっている精神科医です。内科経験もあり。メンタルヘルス、人生のこと 、思索、エッセイ、旅、音楽、ギター、ひとり言 etc.  息抜きに読んで頂ければ幸いです。3.11以降は、原発関連の情報中心です。
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     合理主義を突き詰めていけば、ファシズムに至る。
     理性的に経済効果を考えた結果、戦争が選択される。

     侵略戦争やファシズムや全体主義は、邪悪な情念から起こるのではなく、まさに冷徹な理性的功利主義によってこそ生み出される。それを遂行していく支配層においては間違いなくそうである。

     ナショナリズムや差別排外主義や民族主義など、民衆の情念やルサンチマンは、むしろ彼らの狡猾な理性によって巧みに利用されているに過ぎない。


     とある記事を読んで、改めて考えさせられた。


     いま日本の経済・社会システムは、いわば小さな戦争状態にあるように思う。「社畜」、「過労死」、「過労自殺」 etc. という非人間的な「奴隷労働」によって、賃金労働の現場は支えられている。

     「労働にすべての力を注ぎ込む“労働信仰の魔法”にかかっている。労働を安易に希望や人間性と結び付けて語ること、それを原動力として人間や社会を動かそうとすることに危険はないのか」(水町勇一郎准教授)

     全く同感である。
     
     


    【2010/12/31 11:55】 | 社会
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