心理カウンセリングやヒプノセラピー(催眠療法)もやっている精神科医です。内科経験もあり。メンタルヘルス、人生のこと 、思索、エッセイ、旅、音楽、ギター、ひとり言 etc.  息抜きに読んで頂ければ幸いです。3.11以降は、原発関連の情報中心です。
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     「無償の」の後にどんな言葉が続くのでしょう。
     「無償の愛」でしょうか?

     アメリカのエスタブリッシュメントにとっては、多額の「寄付」や「慈善事業」は、いわば自らの地位と財産に対する勲章のようだったりもします。

     「無償」が何か特別な、善なる事と感んじられるのなら、それは本当の「無償」ではないのかも知れません。


     日本では「お互い様」という互酬性の方が親しみやすいです。



     仕事帰り、父の入院先に赴いて、夕食の介助をします。
     昨日は副食60~70%、主食一口くらいでしょうか。私にとっては、最期の看取りの作業の様にも感じられ、毎日、帰りの車中では涙がこぼれます。認知症の父から、何か魂のメッセージのようなものを受け取りたくて病院に通っています。

     看護師さんから「ありがとうございます」と言われるのですが、言われた本人にはピンと来ません。何しろ自分自身のためにやっている行為ですから。

     本当の「無償」は、おそらく精神的な償いさえも求めないのだと思います。周囲から「人迷惑」と思われようが、煙たがられようが、どうしようもなくやってしまう行為の一種なのだと思います。「自己満足」と、それほど大きな違いはないのかも知れません。

     父は、どこにいても、いつも「ありがとう。ありがとう」と言うので、夜中に大声で叫ぶことがあっても、意外に周囲からは嫌われません。

     20~30代の青年が、いつも父に声をかけてくれます。実の息子さえ忘れる父が、彼の声にはすぐに反応します。

     青年は、彼なりに老いた私の父に親しみを感じ、父も青年に素直に笑顔を浮かべます。

     そんな風景は、「認知症って何?」と、問いたくなる程に自然です。

     魂と魂の響き合い。

     仮にそういう現象があるとするならば、それは知性や認知機能や脳の働きとは無縁の次元で現れるもののように思われるのです。


     その次元にこそ掛け値なしの「無償」の行為があるのだろうと思います。



    【2011/03/11 12:10】 | スピリチュアル
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    2011/03/13(Sun) 19:49:08 |  認知症改善プログラム
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