わが家にはエアコンがありません。築、11年目ですが、日中30℃を超える真夏日も、扇風機だけでやり過ごしています。他の家ではとても絶えきれないはずですが、湿度が低いと体感温度は結構低くなるものです。
実は、床、天井、壁すべて無垢の木材です。コーティングや塗装は一切していません。おかげで木材が、湿気を吸ってくれます。
昨夜は室内の気温30℃で湿度60%でしたが、この条件で体感温度を計算すると、
体感温度=28.3℃
不快指数=79.8(やや暑い)
となります。
気象庁による昨夜の当地域の湿度、約80%で計算すると、
体感温度30℃
不快指数は82.9(暑くて汗が出る)
となるので、随分違います。
最初から計算していたわけではありませんし、無垢の床板は工務店も初めての試みで、その後の状態の変化は予測がつかないという、いわば実験的な建物です。
住んでみると、とても快適です。無垢の床板はベタつかないので、わが家にはスリッパはありません。お客様にも素足で上がって頂きます。できれば靴下も脱いで頂くと、とても気持ちがいいです。
濡れ雑巾で拭いても、30秒程でサッと乾いてしまいますから、床掃除もらくちんです。
これから家を建てる方には是非お勧めします。エアコンなしで住める家が増えれば、CO2 排出も軽減できます。
実は、床、天井、壁すべて無垢の木材です。コーティングや塗装は一切していません。おかげで木材が、湿気を吸ってくれます。
昨夜は室内の気温30℃で湿度60%でしたが、この条件で体感温度を計算すると、
体感温度=28.3℃
不快指数=79.8(やや暑い)
となります。
気象庁による昨夜の当地域の湿度、約80%で計算すると、
体感温度30℃
不快指数は82.9(暑くて汗が出る)
となるので、随分違います。
最初から計算していたわけではありませんし、無垢の床板は工務店も初めての試みで、その後の状態の変化は予測がつかないという、いわば実験的な建物です。
住んでみると、とても快適です。無垢の床板はベタつかないので、わが家にはスリッパはありません。お客様にも素足で上がって頂きます。できれば靴下も脱いで頂くと、とても気持ちがいいです。
濡れ雑巾で拭いても、30秒程でサッと乾いてしまいますから、床掃除もらくちんです。
これから家を建てる方には是非お勧めします。エアコンなしで住める家が増えれば、CO2 排出も軽減できます。
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さとP 湿度!ってちがいますよね~~
お邪魔した時、足元がさらってしてるのは
ほんとに気持ちがいい。
今、日本は湿気との根気比べの夏です。
ハルヤマノミコト 「我が家も無垢材で建てたので年中快適!!!」
40歳までには↑言いたいものです(*^^)v
あべひろえ うちは築70年以上の京町家なので
1階は涼しいです
一応ギャラリーなのでイベントの時用に
エアコンはありますが・・
あまりに使わないので先日2階のエアコンを
つけてみたらつかず・・
壊れたか、と思ったら翌日にはつきました(笑)
あまりに使わないのでエアコンが忘れていたんですかね
アポロン さとPさん
山の麓っていいですよ。
夜は山中の冷たい風が、吹き下ろしてくるので、窓を開けて寝ていると、朝方は寒いくらい。
虫の声と草の匂いの混じった風・・・。
エアコンや扇風機よりも、メチャクチャ贅沢です!!!
アポロン ハルヤマノミコトさん
実は、とにかく易く建てたい一心で、外国産、節ありの木材を使いました。壁紙や節なしの国産材だとかなり高くつくんです。
意外に、建築費って、どうにでもなるものなんだそうですよ!
アポロン あべひろえさん
さすが京の町家ですね。
古い農家なんかも夏は結構、過ごし易いようですね・・・。
日本の家屋は、気候・風土に合わせてうまく作られていると思います。「西洋風」建築ブームで、大手建設会社が作ってきたものというのは、日本の知恵や工夫を忘れ去ってしまっているようです。
全自動、オール電化をアピールする大手メーカーの営業マンに「この設計には思想も哲学も無いですね~」と言ったら、きょとんとされてしまいました。
人が住まうという営みが何なのか、そんなこと考えたこともないんでしょうね。
Nana 大変ご無沙汰してます。
プロから見ても,
無垢材,絶対お勧めの仕上材です!!
でもでも,大地に根付いている
木材を加工してそのまま使用するもので
多少は湿度及び乾燥により多少反りがでたりもしますが。
このことをご理解いただけない方もいるのも事実です(泣)
職業柄,この辺が説明の難しさを痛感します。
アポロン Nanaさん
確かに、日本建築の細やかさからすれば、反りや隙間は、いかにも職人の腕の無さと思われがちかもしれません。
けれど、木のことを多少とも知れば、それがまさに材が生きている証拠なので、嬉しいものでもあります。
その辺の「常識」は、寧ろどんどん壊れていきそうな気もします。そこに住む人がどんな思いや、どんな感性をもっているかによって、建築のデザインは極めてフレキシブルになり得るのだと思います。
いろんな方法や素材があり得るという事実が、もっと知られていけば、それぞれに柔軟な発想が生まれてくると思うのですが・・・。
この記事へのコメント
湿度!ってちがいますよね~~
お邪魔した時、足元がさらってしてるのは
ほんとに気持ちがいい。
今、日本は湿気との根気比べの夏です。
お邪魔した時、足元がさらってしてるのは
ほんとに気持ちがいい。
今、日本は湿気との根気比べの夏です。
2010/07/21(Wed) 22:40 | URL | さとP #-[ 編集]
「我が家も無垢材で建てたので年中快適!!!」
40歳までには↑言いたいものです(*^^)v
40歳までには↑言いたいものです(*^^)v
2010/07/21(Wed) 23:28 | URL | ハルヤマノミコト #-[ 編集]
うちは築70年以上の京町家なので
1階は涼しいです
一応ギャラリーなのでイベントの時用に
エアコンはありますが・・
あまりに使わないので先日2階のエアコンを
つけてみたらつかず・・
壊れたか、と思ったら翌日にはつきました(笑)
あまりに使わないのでエアコンが忘れていたんですかね
1階は涼しいです
一応ギャラリーなのでイベントの時用に
エアコンはありますが・・
あまりに使わないので先日2階のエアコンを
つけてみたらつかず・・
壊れたか、と思ったら翌日にはつきました(笑)
あまりに使わないのでエアコンが忘れていたんですかね
さとPさん
山の麓っていいですよ。
夜は山中の冷たい風が、吹き下ろしてくるので、窓を開けて寝ていると、朝方は寒いくらい。
虫の声と草の匂いの混じった風・・・。
エアコンや扇風機よりも、メチャクチャ贅沢です!!!
山の麓っていいですよ。
夜は山中の冷たい風が、吹き下ろしてくるので、窓を開けて寝ていると、朝方は寒いくらい。
虫の声と草の匂いの混じった風・・・。
エアコンや扇風機よりも、メチャクチャ贅沢です!!!
2010/07/22(Thu) 09:19 | URL | アポロン #-[ 編集]
ハルヤマノミコトさん
実は、とにかく易く建てたい一心で、外国産、節ありの木材を使いました。壁紙や節なしの国産材だとかなり高くつくんです。
意外に、建築費って、どうにでもなるものなんだそうですよ!
実は、とにかく易く建てたい一心で、外国産、節ありの木材を使いました。壁紙や節なしの国産材だとかなり高くつくんです。
意外に、建築費って、どうにでもなるものなんだそうですよ!
2010/07/22(Thu) 09:25 | URL | アポロン #-[ 編集]
あべひろえさん
さすが京の町家ですね。
古い農家なんかも夏は結構、過ごし易いようですね・・・。
日本の家屋は、気候・風土に合わせてうまく作られていると思います。「西洋風」建築ブームで、大手建設会社が作ってきたものというのは、日本の知恵や工夫を忘れ去ってしまっているようです。
全自動、オール電化をアピールする大手メーカーの営業マンに「この設計には思想も哲学も無いですね~」と言ったら、きょとんとされてしまいました。
人が住まうという営みが何なのか、そんなこと考えたこともないんでしょうね。
さすが京の町家ですね。
古い農家なんかも夏は結構、過ごし易いようですね・・・。
日本の家屋は、気候・風土に合わせてうまく作られていると思います。「西洋風」建築ブームで、大手建設会社が作ってきたものというのは、日本の知恵や工夫を忘れ去ってしまっているようです。
全自動、オール電化をアピールする大手メーカーの営業マンに「この設計には思想も哲学も無いですね~」と言ったら、きょとんとされてしまいました。
人が住まうという営みが何なのか、そんなこと考えたこともないんでしょうね。
2010/07/22(Thu) 09:43 | URL | アポロン #-[ 編集]
大変ご無沙汰してます。
プロから見ても,
無垢材,絶対お勧めの仕上材です!!
でもでも,大地に根付いている
木材を加工してそのまま使用するもので
多少は湿度及び乾燥により多少反りがでたりもしますが。
このことをご理解いただけない方もいるのも事実です(泣)
職業柄,この辺が説明の難しさを痛感します。
プロから見ても,
無垢材,絶対お勧めの仕上材です!!
でもでも,大地に根付いている
木材を加工してそのまま使用するもので
多少は湿度及び乾燥により多少反りがでたりもしますが。
このことをご理解いただけない方もいるのも事実です(泣)
職業柄,この辺が説明の難しさを痛感します。
Nanaさん
確かに、日本建築の細やかさからすれば、反りや隙間は、いかにも職人の腕の無さと思われがちかもしれません。
けれど、木のことを多少とも知れば、それがまさに材が生きている証拠なので、嬉しいものでもあります。
その辺の「常識」は、寧ろどんどん壊れていきそうな気もします。そこに住む人がどんな思いや、どんな感性をもっているかによって、建築のデザインは極めてフレキシブルになり得るのだと思います。
いろんな方法や素材があり得るという事実が、もっと知られていけば、それぞれに柔軟な発想が生まれてくると思うのですが・・・。
確かに、日本建築の細やかさからすれば、反りや隙間は、いかにも職人の腕の無さと思われがちかもしれません。
けれど、木のことを多少とも知れば、それがまさに材が生きている証拠なので、嬉しいものでもあります。
その辺の「常識」は、寧ろどんどん壊れていきそうな気もします。そこに住む人がどんな思いや、どんな感性をもっているかによって、建築のデザインは極めてフレキシブルになり得るのだと思います。
いろんな方法や素材があり得るという事実が、もっと知られていけば、それぞれに柔軟な発想が生まれてくると思うのですが・・・。
2010/07/27(Tue) 20:20 | URL | アポロン #-[ 編集]
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