心理カウンセリングやヒプノセラピー(催眠療法)もやっている精神科医です。内科経験もあり。メンタルヘルス、人生のこと 、思索、エッセイ、旅、音楽、ギター、ひとり言 etc.  息抜きに読んで頂ければ幸いです。3.11以降は、原発関連の情報中心です。
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     「男性性」と「女性性」は、成長に伴って一人の人間の内面に、同時に存在するようになります。この一対の心性が統合されなければ、思春期の自立は果たせません。女子であれば、女性的になると同時に、内面では自らの「男性性」が統合されはじめます。男子ならば、「女性性」が統合されはじめます。

     摂食障害の病態について、性的な関心が低いかあるいは性的な事柄を極度に嫌悪するという例や、幼少期に性的虐待を受けたケースが多いという説があったり、最近では逆に、極端に性的関係や恋愛に依存する傾向の強い人も多いと言われます。
     いづれにしても「食」のアンバランスと「性的欲動」のアンバランスは強く関係しているようです。

     過度に「性」を拒絶することと、過度に「性」に依存することとは、おそらく本質的には同じこと、つまり自らの内部で「男性性」と「女性性」の統合がなされていないのだろうと思います。

     「男性性」と「女性性」、そして「父性」と「母性」は、どちらか一方だけで存在し得るものではなく、実は本来ひとつのものの二面的な現れなのだと、寧ろそう考えた方が良さそうに思います。

     両者が統合される以前に、自己の内面で対立したり、一方が抑圧されてしまうと、何らかの葛藤が起こります。



    【2010/09/30 18:17】 | メンタルヘルス
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