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    心理カウンセリングやヒプノセラピー(催眠療法)もやっている精神科医です。内科経験もあり。メンタルヘルス、人生のこと 、思索、エッセイ、旅、音楽、ギター、ひとり言 etc.  息抜きに読んで頂ければ幸いです。3.11以降は、原発関連の情報中心です。
     連れ合いが、児童相談所から帰っきた。
     「ピンク色のコンタクトレンズをつけたい」という5歳の男の子と遊んできたって…。


     ぼくの敬愛するアーティストから、郵便受けに届いたフライヤーを読んだ。

     「あなたは私から生まれはしたが、私のものではない。あなたは私を通ってこの世にやってきた。そして大切な使命を果たすために私の元から遠くに旅立ってゆく」

     劇中の、そんな即興の台詞がしたためられていました。



     すべてが無意識の世界で展開していく・・・。



     中島淳一という人に出会って、ぼくは本気でわが家で彼のアートを演じて欲しかった。
     第一回。珠玉の名作、『ナザレのイエス』をたった4人の観客の前で演じて下さったのは、ぼくにとっての「奇跡」でした。

     画家、詩人、劇作家、演出家、役者・・・。

     すべてが、その世界の概念を超越してしまっている…。と、素人のぼくはそう言うしかないのだけれど…。


     そんな「予定調和」を破壊するクリスチャンに出会っのも初めてでした。


     大人たちよ!子どもたちを侮ってはならない。


    Your children are not your children.
    They are the sons and daughters of Life's longing for itself.
    They come through you but not from you,
    And though they are with you yet they belong not to you.

             “  THE PROPHET(予言者) ” 
                    (カリール・ジブラン)



    中島淳一「李藝」






    【2013/01/31 20:52】 | 思索
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    【2013/01/30 07:05】 | 社会
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    私たちは「知恵」によって生かされてきた。

    宗教でも科学でも経済でもなく・・・。

    経験の積み重ね・・・。
    ひとりひとりのかけがえのない体験の積み重ね。

    それは、知性でも神秘でも不思議でもなく・・・。
    この世とあの世のあるがままの姿。
    素直に受け止める以外にない赤裸々な人間の姿。

    それが人を本当に生かしてくれる力なのかも知れません。

    瀬戸内さんの言葉は揺らぎなくたくましい。




    【2013/01/25 23:24】 | スピリチュアル
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     李藝(イ・イエ)という実在の人物の物語を、日本人、金住則行(かなずみ のりゆき)氏が小説化し、日韓共同製作のドキュメンタリー映画制作も進められています。

     昨日は、中島淳一氏の一人演劇、『李藝』を観せて頂きました。我が家にお呼びするのは3回目です。少人数で「劇的空間」を共有する感覚。「演じる者」と「観る者」の境界が失われ、何ものかが自身の内側に入ってくる、中島淳一の世界に触れた者にしか分からない、魂の記憶を遡っていくような不思議な体験です。

     公演の後、みんなで鴨鍋をつつきながら、いろんなお話もうかがいました。6月にご自身のアトリエでの初演には李藝の子孫の方々と、ドキュメンタリー映画に出演する俳優ユン・テヨン氏が、わざわざ韓国から観に来られ、日本語のわからないユン・テヨン氏が、涙を流していたそうです。

     「大きな力」によって翻弄されながらも、人が「個」として生き抜いて行く力強さ。それを支えるものこそが一番大事なのだと・・・。
     それは愛だと。李藝や無数の人々が現代の私たちに訴えているように思います。

     今だからこそ、本当に重いメッセージだと思います。
     
     私は自身の大切な人を愛しているだろうか。遠くに居ても、自分を支えてくれている無数の人々を愛しているだろうか。未だ見ぬ未来の命たちを愛しているだろうか。それ無しには命を育めない、美しく豊かな島や半島や大陸を・・・、真心こめて愛しているだろうか。
     この地、九州に住んでいれば、中国、朝鮮との交流無しに、今日の日本の歴史や文化があり得なかったことは、あまりにも分かりやすい。


     「領土問題」などは、本当は存在しない。
     「国家」も「国境」も、人の意識の中にしか存在しない。
     
     そんなことを、ことさらに言いたがる人々に聞いてみたい。
     
     人類史終焉の引き金になり得る現実の危機、現在進行形の3.11以降の地球規模の大きな危機をさしおいて、一体何を争っている暇があるのか、と。



     私は「愛」などと軽々しくは言えなくなった。
     同じ日本の中で、親子や夫婦や家族までもが引き裂かれている。

     本当に「愛」を語るなら・・・。
     まずこの国に中で、まともな事をすべきだろう。


     棄民する「国家」など、何の未練も無い。さっさと滅びて欲しい。
     その後には、本物の「個」が、新しい時代を作っていいくだろう。

     むしろそこにしか、未来はないのだと思う。


    中島淳一  
    http://www.j-nakashima.jp

    朝鮮通信使 李藝
    http://www.facebook.com/daisukirigei/timeline

    李藝について | 最初の朝鮮通信使 李藝
    http://rigei.pro/about/

    【2012/12/23 22:45】 | 思索
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    甲状腺超音波(エコー)検査の権威、鈴木眞一教授が
    「第2回原子力被災者等との健康についての
    コミュニケーションにかかる有識者懇談会(2012.7.19)」
    http://www.ustream.tv/recorded/24230965


    の中(26分10秒~27分23秒)で、アメリカの内分泌学会誌に掲載された下記の論文を取り上げています。


    The Treatment of Differentiated Thyroid Cancer in Children : Emphasis on Surgical Approach and Radioactive Iodine Therapy ( Endocrine Reviews 32: 798–826, 2011 )
    (子どもの甲状腺分化癌:外科的アプローチと放射性ヨード治療を中心に)http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/21880704


    その中の<図5 - 子どもの甲状腺分化がん(DTC=Differentiated Thyroid Cancer)の評価と治療の手順>について「大体われわれよりちょっとゆるいくらい」 と述べています。

    はたしてそうでしょうか!?

    アルゴリズム



    図の冒頭には

                 結節>1.0cm
          DTCのリスクがある場合>0.5cm
                     ↓
                穿刺吸引細胞診

    と明記されています。

    この「DTCのリスク」について、同論文には次のように記載されています。
    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
    Ⅲ. 子どもの甲状腺癌の危険因子

    殆どのケースでは子どものDTCの特別な危険因子は同定され得ないが、ある患者群で危険因子が見いだされる。頭頚部への低線量の放射線被曝が、DTCの素因となることが、60年以上も前から認められている。甲状腺に対する、30Gy(3000 cGy or Rad)未満の低線量放射線が癌のリスクを増加させ、また低年齢になるほど、リスクは漸増する。20歳以上なら、低線量放射線照射後の甲状腺癌のリスクは極めて低いか、あるいは検知されない。
    低線量放射線照射に関する癌のリスクは50年以上前に、頭部白癬とニキビに放射線照射で治療された子どもたちに初めて観察された。日本で原爆に被曝した子どもたちにおいて甲状腺癌の発症率が増加するのが観察された。小児甲状腺癌の発症率は大気圏内核実験後の放射性降下物への曝露後に増加した。最も最近では、子どもの頃の歯科レントゲンでDTCリスクが2倍になることも示唆されている。
     子どもにおいて、放射線曝露時から発癌までの潜伏期間は概ね10〜20年である。際立っているのは、1986年のチェルノブイリの原子炉爆発後の放射線曝露後に5000人以上の子どもたちがDTCを発症し、(被曝との)関係は1992年に始めて報告された。子どもの放射線被曝の他の症例に比べると、(チェルノブイリの)幼児においては、原子炉爆発後、早くも5年後には癌が認められた。
    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    これほどにもしつこく、子どもの放射線被曝が甲状腺癌発症のリスクとして記述されています。大気圏内核実験後の放射性降下物や歯科レントゲンでさえ、リスクになるのに福島の事故での被曝がリスクにならない訳がありまあせん

    にも関わらず、鈴木教授は「リスクはない」とみなしているのです。

    この論文通りに解釈すれば、甲状腺に5mm以上の結節のある子どもは、福島に限らず放射性降下物が降り注いだ、日本中ほとんどの地域で、無条件に穿刺吸引細胞診を行うべしということになります。
    仮に、1000歩譲って、「被曝したリスクがない」という立場に立ったとしても、アメリカ方式では10mmを超える人は全員、エコー所見と関係なく無条件に細胞診を受けることになります。

    では、福島県立医大の検査ではどうでしょう。

    5mm < 結節の大きさ ≦ 10mm かつ 
         エコー上すべて(6種)の悪性所見がある
    10mm < 結節の大きさ ≦ 20mm かつ 
         エコー上ひとつでも悪性所見がある
    20mm < 結節の大きさ

    そういう人たちしか穿刺吸引細胞診の対象にはなりません。

    鈴木教授自ら述べている通り
    「5から 10(ミリの結節)。ほとんどは結節の子どもたち、二次検査に回った人はここにくるんですけど、そうするとこれで細胞診される人って極めて少ないということになります
    すなわち、エコー所見という厳しい関門を設ける事で、穿刺吸引細胞診の対象者を少なくしているということです。果たしてエコー所見に細胞診と同等の診断力があるのか疑問です。

    実際、23年度検査で結節を有するB判定の子ども
    5.1mm~10.0mm   126人
    10.1mm~20.0mm   44人
    20.1mm~         14人
    合計         184人

    二次検査14人


    これに2名(20.1mm以上の嚢胞のある子ども)を加えた合計186人の二次検査対象者のうち60人が二次検査を実際に受け、38人が検査を終了しました。
    そのうち10人はA1ないしA2判定に訂正されました。
    残り28人のうち14人には細胞診が行われましたが、残り14人には細胞診はなされませんでした(2012年8月31日現在)。

    アメリカ方式であれば28人全員が細胞診を受けることになるのに、その半分の14人しか細胞診を受けられないのが福島(鈴木)方式なわけです。

    そして細胞診をなされた14人の中から、1人の癌が発見されたのです。もしアメリカ方式で残り14人にも細胞診を実施すれば、その中から癌が発見されないという保証はありません

    とても緩い基準であるのに、「(アメリカの方が)われわれよりちょっとゆるい」などとと言っているわけです。
    とんでもない大嘘です!

    その後の県民説明会等では、この論文を取り上げなくなっているようです。が、「ゆるい基準」はそのままです。

    なぜ、敢えて検査基準をゆるくするのか。
    基本的に大きな前提のすり替えが存在します。
    政府の言う、「福島の子どもたちはチェルノブイリにおけるほど被曝していない。甲状腺癌を発症する可能性はない。」という根拠なき前提に立っているからです。
    鈴木氏の説明用スライドにもはっきり書かれています。

    説明会スライド・鈴木


    病気の早期発見のためでなく、被曝による「甲状腺がん」発症はないことを実証する為に健康管理調査をやっているということです。

    おりしも今日(11/18)、第9回県民健康管理調査の検討委員会で甲状腺がんの疑われるC 判定が出た事が、公表されました。
    http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye5185094.html


    『甲状腺被曝、最高87ミリシーベルト 50ミリ超も5人』
    http://www.asahi.com/national/update/0309/TKY201203090004.html

    大人が放射性ヨウ素だけで87ミリシーベルトの被曝を受けたとすれば、体重の少ない子どもは、100ミリシーベルトを超えてしまうことでしょう。

    この事実は、NHKの
    「ETV特集:ネットワークで作る放射能汚染地図 5」(2012.3.11)
    http://www.nhk.or.jp/etv21c/file/2012/0311.html
    でも取り上げられましたが、その後弘前大学による独自の調査は、福島県の要請により何故か中止されてしまいました。http://www.asahi.com/news/intro/TKY201206150605.html

    被曝隠しのための隠蔽工作と同時に進められる、あまりに「ゆるい基準」の県民調査
    これでは、ますます福島県民の不安はつのります。

    福島県立医大方式も、山下俊一教授、鈴木眞一教授による調査体制も、すべてが信頼できません。



    【参照】

    鈴木眞一氏に対する公開質問状 −「福島県民健康管理調査」9月11日の記者会見について
    http://www.acsir.org/info.php?9-11-25

    15年戦争資料 @wiki 【緊急資料11月16日】甲状腺検査・診断における「福島県立医大メソッド」について
    http://www16.atwiki.jp/pipopipo555jp/pages/3242.html




    【2012/11/18 19:47】 | 原発
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